小野越人気の作物の一つ、銀杏がたわわに実る時期になりました。
夏の間は青々としていたイチョウの葉の色が、
うっすらと秋色になってきたら銀杏の収穫スタートです。
収穫作業はとても原始的。
イチョウの木に登り、なるべく細い枝に体重をかけてゆらせば、黄色い実が雨のように降ってきます。
それでもがんばってぶら下がっている実は、棒で枝を軽くたたいて丁寧に落としていきます。
敷き詰めたブルーシートで銀杏で受け止めたら、こんな感じ。
専用の機械で果肉を落として種を取り出し、洗浄、乾燥、選別、袋詰め。
晴れて出荷となります。
料理の素材としても優秀な銀杏ですが、小野越では手軽なおやつ。
軽く割れ目を入れた銀杏の実を紙封筒に入れてしっかりフタをし、電子レンジでチン。
翡翠のようにつやつやでほかほかの銀杏にちょっとあら塩をつけて、ぱくり。
お酒を飲む方には、おつまみにも最高です。
今の時期だけ楽しめる、秋のごちそうです。