あけましておめでとうございます。
本年も皆さまにとりまして幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
新年最初の投稿は、小野越の年末年始について、少しご紹介したいと思います。
まずは大晦日に完成したお正月飾り。鏡餅、門松を神棚の下に並べます。今年も終わりだな、としみじみ、少し寂しい気持ちになりながら飾り付けを終えました。
年越しそばは、特製の鴨南蛮そばです。
鴨のガラからとった出汁が自慢のつゆで、手打ちのそばをいただきます。手間を惜しまず素材から手作りした年越しそばの滋味深い味わいを堪能しながら、今年一年を振り返ります。
明けて新年。2025年。
柑橘がさわやかに香るお出汁で、こんがり焼いた自家製のお餅をいただきます。
初詣は、近くにある「北向観音」にお参りするのが恒例。
お供えをして、今年の家内安全、豊作などをお願いしてまいりました。
こちらは、絶世の美女と謳われた小野小町と深いかかわりがあると民話で言い伝えられている観音さまです。美貌を保ちつつも陰りが見え始めた晩年の小町が近くの清滝観音にお参りに来た際、長旅の疲れで顔にできものができてしまったそうなのです。治療に良いと村人に紹介されたのがこちらの「北向観音」。北向観音の観音さまに必死にお祈りした小町の顔からはできものが見事に消え去り、肌のつやも戻ったのだそう。
(詳しくは「茨城の民話Webアーカイブ」様に掲載されています。)
このような「小町伝説」で人々に知られていたせいか、かつては近隣だけでなく、遠方からも参詣者が絶えなかったという由緒ある観音さまなのです。
お参りのあと、お天気が良かったので富士山が見えるかと筑波山に登ってみたのですが、残念ながら不発。でも!きれいな空気と青い空、気分は爽快。新しい年の始まりを実感できる良いひとときとなりました。
夜は家族で新年会です!
おせち料理にイクラたっぷりちらし寿司、から揚げ、茹で蟹などなどなど……
これでもかと並べられたたくさんのご馳走をつつきながら、家族でワイワイ、楽しく新年をお祝いしました。
今年も一年、皆さまに安全で美味しいお米や農作物をお届けできるよう、精進してまいります。
また、小野越の自然を体感していただけるワークショップも、よりお楽しみいただけるイベントとなるように努めてまいりますので、どうぞご期待ください。
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改めまして、本年も「アイガモファーム小野越」を、どうぞよろしくお願いいたします。
令和七年 元旦